執筆同好会は出展無し

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学園祭楽しんでますか?
ぼくはとても楽しんでいます。
いろいろな部の素敵な作品群に感動しっぱなしです!
ただ惜しむらくは、せっかくの展示なのに見に来る人が少ないブースもある、ということです。
決して作品のクオリティが低いわけではありません。
出来不出来によらず、人気のブースとそうでない所の差が広がっています。

ぼくもなるべくみんなが平等に楽しめたらいいなあとは思っています。
でも、盛り上がっている他部のブース内でいきなり自部の宣伝をするようなことは危険ですよ。
たとえばローソンで「ファミチキ食べにきてねー!」とか言いませんよね。

営業妨害という観点を抜きにしても、余所での宣伝行為は効果に疑問が残ります。
仮にA部の人がB部に行って宣伝するとします。
B部に来ているお客さんは、B部に興味があって来ています。
B部に興味がある人が、B部と関係ないA部の話を出されて、果たして興味を持つでしょうか?

では、効果的な宣伝方法とは何か。
さっきのB部員が、A部員と仲良くしていたとしたらどうでしょう。
B部に興味を持ってその場にいるお客さんとしては、「B部の人と仲がいいあの人の部ってどんなだろ?」と興味を惹かれるかもしれません。

つまりB部の人と仲良くすればいいのです。
そのためにはどうすればいいか。
課金アイテムをプレゼントして媚びを売る?
お金はないから雑用係を買って出る?
もっと簡単な方法があります。
出展している人にとって、一番嬉しいけど滅多に得られない希少価値は何だと思いますか?

それは、作品を見てもらえること。
下駄箱の人数から明らかなように、学園祭にかかわっているのは全生徒のうちの一部です。
しかも大抵やりたいのは出展側。
だから身内以外のブースに訪問する人は少なくなります。
お店屋さんごっこで最も必要とされる「お客さん役」が最も不足しているのです。

というわけで結局のところ、A部の人は普通にB部に遊びに行って普通に作品を楽しめばいいだけです。
ただそれだけで、喜ばれて仲良くなって興味を持たれて遊びに来てもらえます。
知らない部に行けば行くほど、どんどんみんなが来てくれるようになります。
誰も来なくて寂しい思いをしている人は、ぜひ自分から興味を持っていろいろなブースに足を運んでみてくださいね。

長々と話してきた割にシンプルな結論でしたが、ついでにうちにも寄ってほしいから屁理屈をこねているというわけではありません(笑)。
執筆大好き同好会は今回も出展は叶いませんでしたので。
力及ばず残念です。
その代わり、一つ嬉しいニュースがあります。

この夏なんと給食当番がテレビに出ました!パチパチパチ!
楽曲が流されたわけではなく名前だけですが、それでもすごい!

好きな歌手について視聴者にアンケートをとり、その集計結果を映していたようです。
こんな素人臭い下品なグループの名前を挙げる人がいたとは・・・
その尊いお方はきっと学園の生徒さんだと思います(学外では給食当番は無名なので)。
この場を借りてお礼させてください。ありがとうございます!

給食当番の楽曲はSpotify、iTunes Store、Amazon Music Unlimited等いくつかのお店で販売しています。
マスメディア効果かどうかわかりませんが、ここ数ヶ月で収益が少しずつ増えてきました。
「給食当番の曲はこんな曲ですよ」と知ってほしくて始めただけだったのに想定外です。
※この学園の生徒さんは購入しないでくださいね。あくまでも外部の人向けです。

作品で得た利益を私的に使うのもどうかと思うので、12,000円貯まったら商標出願をします。
法律の専門家に依頼せず自分でやればこの金額ですむし、早いもの勝ちなのでパクられたくない名前がある人にはお勧めです。
商標登録されたからといって、この言葉が一切使えなくなるというわけではないので安心してくださいね。
音楽の演奏など限定された範囲で使えなくなるだけで、小学校のクラスで給食当番と言ってはいけない!なんてことはないです。

まだまだマイナーな給食当番。
これから広く知られていくためには、今までのように小汚い楽曲ばかりではダメだ!
そう思って上品で真面目な歌詞を新しく書こうとしたのですが・・・
なかなか一筋縄ではいきません。
ふと気づくとまた「う○こ」や「ち○こ」という単語が紛れ込んでいるのです。

そこで自分自身に制約を課すことにしました。
歌詞を英語にするというルールです。
お下劣な言葉を英語でなんというのか、ぼくは知りません。
知らないものならば、たとえ無意識にでも入れることはできません。

こうして完成した給食当番の新曲がこちら↓
YouTube Preview Image
科学的かつ社会派、だけど全編英語なのでオシャレでカッコいいユーロビートの楽曲です。

ぶっちゃけ言うと、今までは逃げていました。
たとえ酷評されても「いや、これネタ曲だしw」と言い訳できる逃げ道を確保していました。
もう逃げません。
逃げたくありません。
己の技術の稚拙さを直視し、評価されることに怯まず、英語歌詞にして退路を断ち、荒削りの情熱をそのままぶつけ、今の自分における最大限の真摯さで音楽というものと向き合って作った歌です。